「エスキモーに冷蔵庫を売ってこい!」

あなたがもし、こう言われたら
なんと答えるでしょうか?

「アラスカで冷蔵庫は必要ないでしょ」
「冷蔵庫より寒いところなんですよ」

などと答えるかもしれませんね。

これはセールスやマーケティングの世界で
結構有名で、セールスマンがエスキモーに、
冷蔵庫を売りまくってしまったお話です。

通常で考えれば、アラスカで冷蔵庫を売ろうという
発想自体が湧いてきませんよね。

でも売れてしまった。

その理由は一体なんでしょうか?

それは、切り口を変えたからに他なりません。

冷蔵庫は食品を冷やしたり凍らしたりするもの。

しかし、発想を転換して、
食品を凍らせないためのものとして売ったのです。

アラスカでは、室外に食品をストックして
鮮度は保つことができます。

しかし、室外に取りに行くのは大変だし、
凍りすぎて調理もしにくいのです。

かと言って、室内は当然暖房が効いているので、
食品は腐ってしまいます。

「食品を腐らせずに、凍りすぎて調理しにくいこともなくなり、
 室外にいちいち取りに行く必要もない」

これを訴求すれば、欲しくなるのもうなずけます。

エスキモーに冷蔵庫は必要ないという固定概念によって、
必要性に気付く人がいなかった、もしくは、切り口が
的外れなため、エスキモーは欲しくならなかった訳です。

冷蔵庫という一つの商品でも、切り口次第で
欲しくなる場合と、欲しくならない場合があるのです。

アフィリエイトについても同じで、
自分が売りたい商品を、ターゲットに訴求するとき、
切り口次第で、欲しくなるかどうかは変わってきます。

同じ商品であっても、
お客様の欲求の理由や度合いは様々です。

冷蔵庫で言えば、住む地域によって欲求が全く違うように、
あらゆる状況によって「ひっかかる」部分は違うのです。

その「ひっかかる」部分を、ターゲットから探し出すのです。

商品を売ろうとするとき。

自分の読者様には、どういった切り口が一番有効なのか、
そして、どんな切り口を複数用意すればいいのかを、
事前に設定しておく意識を持つようにしてください。

そうすることで、エスキモーに冷蔵庫が売れまくったように、
あなたの読者様にも、効果的な訴求ができることでしょう。

そこで見た光景に、
二人のセールスマンは唖然としたのです
↓↓↓

アフリカに行って唖然とした靴屋のセールスマンの話