blog-kakikata12

「○○さん、いいお相手がいるから一度会ってみない?」

「いいですけど。。。」

「好きになった相手には、とても優しい人なの。
 でも少し気がキツイところもあるんだけどね」

もし、こんな風に誰かを紹介されたとしたら、
会ってみようと思いますか?

では、こんな風な言い回しで
紹介されたらどうでしょう。

「○○さん、いいお相手がいるから一度会ってみない?」

「いいですけど。。。」

「少し気がキツイところもあるんだけどね。
 でも、好きになった相手には、とても優しい人なの」

この2つの文章の違いが
おわかりになるでしょうか?

おそらく、後者の言い回しの方が、
会う気になる人が多いと思います。

「好きになった相手には、とても優しい人なの。
 でも、少し気がキツイところもあるんだけどね」

↓↓↓

「少し気がキツイところもあるんだけどね。
 でも、好きになった相手には、とても優しい人なの」

つまり、

「気がキツイところもある」というデメリットと、
「とても優しい人」というメリットを入れ替えているんですね。

では、どうして、
同じことを言っているのに、入れ替えただけで
こうも印象がガラリと変わってしまうのか?

それは、最後に語った言葉が強く印象に残るからです。

「気がキツイところもある」で終わるか。

「とても優しい人」で終わるか。

最後に語った言葉によって、
受け取る相手がイメージする印象は変わるのです。

実はこれ、ブログで商品を売るために、
メリットとデメリットを掲載する場合も同じ。

デメリットを先に書き、メリットを後に書く。

これは、レビューページや通常の記事でも、
同じことが言えます。

これを逆にすると、
デメリットばかりが後を引くこととなります。

では、はじめから
デメリットを書かなければいいのでは?

と思われている人もいるかもしれませんね。

メリットを強調し、真偽性を高めるために、
敢えてデメリットを書くことは、ブログで
商品を売るための効果的手法のひとつです。

メリットだけではなく、デメリットを書くことで、

「この人はマイナス要素もキチンと書く人なんだ」

という印象を持ってもらえるからです。

そのマイナス要素が許容範囲であったり、
それを補ったり、上回る要素があれば、
信頼感からメリットが更に強調されるのです。

もちろん、そういった思惑の問題ではなく、
デメリットは真実をキチンと書くべきものです。

しかし、ただ書けばいい訳ではないということ。

メリット・デメリットの文章配置は、
ブログで商品を売るための効果的手法。

今後のレビューページ、通常記事で商品を売る
ために、メリット・デメリットを語るときは、
是非、活用してみてくださいね。