「プロフィールの書き方がわからない」
という人は多いのではないでしょうか?
「そもそも、ブログにプロフィールは必要なの?」
という人もいるようです。
あなたはどうでしょうか?
「自分のことを書いても仕方ない」
「あった方がいいのかもしれないけど書き方が分からないから面倒」
もし、そんな風に思われているなら、
ブログ訪問者の心を鷲掴みにすることはできません。
なぜなら、プロフィールは、
「共感・信頼」を得るための窓口となるページだからです。
「共感・信頼」を得られてはじめて、
ブログ訪問者は濃い読者さまとなって、
毎回ブログを楽しみにしてくれるのです。
私自身も最初は適当な書き方をしていた時期がありました。
恥ずかしい話ですが、
その重要性を意識していなかったのです。
しかし、プロフィールの書き方を変えてから、
大きく変わったことがあります。
それは、読者さまからのお声が増えたことです。
そのメール内容で頻繁に出てくるのが、
「プロフィールに書かれていた○○に共感できました」
「プロフィールに書かれていた○○に心を打たれました」
というような言葉です。
プロフィールを読まれたことで、
それが窓口となり、濃い読者さまになってくれたわけです。
※心を鷲掴みにする文章構成に沿った私のプロフィールはこちら。
⇒ アマツカゼのプロフィール
プロフィールの書き方を知ることで、
ブログ訪問者の心を鷲掴みにして、
濃い読者さまを増やすことは可能です。
では、まず、書き方を身に着けるために、
どういう心理でプロフィールを読もうと思うのか?
ブログ訪問者の心理を考察することから学んでいきましょう。
※見ながらブログをスラスラ書ける!文章構成テンプレートを無料プレゼント中。
⇒ 文章構成テンプレート~ブログライティング最適型Ver.~
※ブログ記事の書き方によって読者を増やす基礎テクニックとは?
⇒ ブログの書き方!たった1記事で18万人に読まれる基礎テクニック
目次
プロフィールを読みたいと思うブログ訪問者の心理
あなたのブログを知らない、
はじめてのブログ訪問者はどこからやってくるのか?
その多くは、
「知りたい情報を調べるために、
Yahoo!やGoogleなどの検索から来る人」
「ソーシャルメディアや人気ブログランキング、
他ブログのリンクなどから、タイトルや説明文
などを見て、なんとなく来る人」
になると思います。
具体的に情報を求めてきた人。
なんとなく来た人。
どちらも記事を読んで、価値を感じたとき、
こんな風に思うのではないでしょうか?
「この記事を書いた人って、どんな人かなぁ?」
その興味を満たすために、はじめてのブログ訪問者は
プロフィールを探すでしょう。
しかし、
「プロフィールがない!」
「サイドバーに、ちょこっと書いてあるこれだけ?」
こうなると、もうそこで
×ボタンをクリックしてサヨナラされるだけです。
はじめてのブログ訪問者は、濃い読者さまではありません。
あなたのことを知るために、プロフィール以外の記事から
あなたの情報を探す人は少ないということです。
この時点では、
ただ、少し興味を持ったに過ぎないということ。
濃い読者さまも、
はじめはみんな少しの興味からはじまります。
それを活かせるかどうかです。
「訪問者の心を鷲掴みにできるか」
「印象に残らないままサヨナラされるか」
その重要な役目を持つのがプロフィールです。
プロフィールは我慢してまで読まれない
その業界の有名人でない限り、在り来りな
プロフィールの書き方をしても、ほとんどの人は読みません。
あなたの記事を偶然読んで、少し興味を持った人でも、
つまらなそうだったり、共感できない書き方だったら、
途中でサヨナラされるだけです。
これが対面で、相手が目の前にいたとしたら、
社交辞令で聞きたくもない自己紹介を聞くでしょう。
しかし、ネット上ではそんな義理もありません。
×ボタンをクリックしたら、
また他にいくらでもブログはあるのですから。
訪問者は、あなたのことを知りません。
価値提供で興味を持ったとしても、
つまらないプロフィールを読む進めるほど、
あなたに執着する必要はないということです。
訪問してきた人は、
読むのが当たり前という意識をまず捨ててください。
では、具体的にどういう書き方をすればいいのか?
※「大真面目に面白いブログを書けるって?」面白いブログの書き方を無料プレゼント中。
⇒ 面白いブログの書き方~3つの秘策の具体的文章例による実践的活用法~
プロフィールの具体的な書き方
プロフィールページは、あなた自身を知ってもらい、
「共感・信頼」を得るための重要なページです。
想いを込めて、
自分の経験や考えを含めた書き方を意識してください。
ただし、注意してほしいことがあります。
その業界の有名人であれば、仮に冒頭から、
永遠と生い立ちを語るような書き方でも読み進められるでしょう。
しかし、あなたのことは
知らない訪問者がほとんどです。
いきなり淡々と、生い立ちを語りだしても、
読み手は退屈するだけです。
では、どうすればいいのか?
プロフィールの書き方を、3項目に分けてお伝えします。
1:プロフィールの冒頭でインパクトを与える方法
お笑いで言うところの、「つかみ」ですね。
訪問者は、あなたに少しだけ興味を持って
プロフィールを読み始めようとしています。
ここで更に読み手を引き込む書き方をすることによって、
最後まで読み進めてもらえる可能性が高まります。
具体的には、
■興味を引くキャッチコピー
例えば、自分の経験の中から、
「えっ!何?」「凄い!この人」
「どういうこと?なんだか興味がある?」
と思われそうな経験を、
キャッチコピーにして打ち出す。
■インパクトのある画像
パッと見て目を引く画像を掲載する。
可能であれば、
その画像にキャッチコピーを入れてもいい。
■オリジナルの動画や音声
可能であれば、
自分自身で自己紹介した動画や音声を掲載する。
これらのどれかを活用してください。
「つかみ」の部分では、
淡々と文章を語り始めてはいけません。
なぜなら、プロフィールというのは、
検索してきた人が調べたい情報を
伝えるページではないからです。
仮に、読み手に明確な目的があったとしたら、
インパクトがなくても情報を得るまで読み進めるでしょう。
仮に、その業界の有名人であれば、
興味の度合いが高いので、これも読み進められるでしょう。
しかし、あなたの場合は、
ただ少し興味を持たれただけの知らない人です。
プロフィール自体に、
役立つ情報があるわけではないですからね。
2:プロフィールの前半で共感を得る方法
具体的に、プロフィール前半部分には、
私が共感ポイントとよんでいる項目を掲載してください。
■出身地
■趣味
■既婚・未婚
■仕事
■家族
などなど。
もちろん全て、さらけだす必要はありません。
しかし、共感ポイントが多ければ多いほど、
当然、共感する人の数も多くなります。
更に書ける人は、
■年齢
■職業
■出身学校
などなど。
プロフィールに書くことは、
いくらでもあります。
文章としてではなく、箇条書きで、
パッと目に入りやすい書き方で掲載してください。
前半部分では、先ほどのインパクトと同じで、
まずは、引き込むことを意識した書き方が重要です。
パッと目に入る項目で、自分と共通点があれば、
その先を読み進める可能性は大きく高まります。
人は、赤の他人にも共感してしまう生き物です。
それは、自分と価値観が同じということだけではなく、
状況や環境が同じというだけでもそうなってしまいます。
例えば、会社の中で、同じふるさとの人が居たら、
その人に対して共感を抱くはずです。
実社会だけではなく、
テレビドラマの世界でもそうですよね。
自分に娘がいて、
同じ年頃の娘が重い病気のドラマなんかがあると、
共感せずにはいられなくなるはずです。
実際に直接会ったわけでもなく、
架空の人物にさえ共感を感じてしまうのです。
プロフィールは、共感を主体にした書き方をしてください。
人はあなたの経験に、自分の経験を重ねます。
どこかに共通点があれば、
そこに引き込まれていくものです。
3:信頼を獲得するプロフィール本文の書き方
本文でも主体となるのは共感です。
あなた自身が経験したことを、
リアルにイメージできるような書き方で描写すること。
読み手に合わせようとする必要は無く、
あなたの、ありのままを、頭の中で
絵が描けるような書き方で伝えることです。
ここで重要なのは、自分を飾らずに、
失敗談や恥ずかしい過去を語ることです。
自慢話ばかりで終わると、反感を買うだけです。
「この人にもこんな経験があったんだ~」
という、読み手が共感できる部分を書くこと。
そして、そこから困難を乗り越えて、
今があるという流れの書き方にするべきです。
「この人の今は、こんな経験を乗り越えてきたものなんだ!」
と、理解されることで、
共感から信頼へ近づいていきます。
そして後半に、今まで書いてきた
外面的な情報(出身地・年齢・職業・趣味など)や
経験だけではなく、内面的な情報を書いてください。
内面的な情報とは、
■ブログ運営をしようと思った理由
■ブログ運営に至った道のり
■あなたの理念、または信念、または主張
■あなたの夢や目標
この5つです。
これを私は、内面的共感ポイントとよび、
出身地・年齢・職業・趣味などは外面的共感ポイントとよんでいます。
例えば、あなたのブログを
その業界の有名人が運営していたとします。
その場合、プロフィールの内容は、当たり前の
外面的共感ポイントだけでも問題ないでしょう。
なぜなら、信頼感が違うからです。
しかし、無名のあなたがブログ運営する場合、
信頼感が全くありません。
では、どうやって信頼を得たらいいのか?
「外面的共感ポイントをたくさん
さらけ出したら信頼を得られるの?」
と思われているかもしれません。
確かに、外面的共感ポイントをさらけ出したら、
共感から信頼感も高まります。
しかし、一番重要なのは、
自分自身の内面をさらけ出すことです。
これは、プロフィールに限らず、
人間関係でも同じですよね。
自分をさらけ出さないと、相手も心を開きません。
ただし、ブログであろうと、実社会と同じで、
心にも思っていないことは書かないこと。
あなたが、本当に心で思っていることでないと、
読み手には伝わりません。
それは、あなたのブログの節々の内容で、
いずれ読者さまが感じとってしまうことですから。
プロフィールは、あなたと読者さまを繋ぐ架け橋
プロフィールは、訪問者を読者さまにする架け橋です。
ここを1ページ使わずに概要だけで済ませるのは
読者さまになるはずの人を見送っているのと同じです。
「どんな人が書いてるんだろう?」
という軽い興味から、いかに、
どんどん読み進めてもらえるように
書き方を工夫するかが重要。
「読み進めないのが当たり前」
という意識を持って作成してください。
プロフィールの書き方の流れをまとめると、
インパクト
外面的共感ポイント
失敗や恥ずかしい経験
困難を乗り越えて今がある
内面的共感ポイント
この流れで進めると、より多くの
ブログ訪問者の心を鷲掴みにすることができます。
「共感・信頼」を得られることで、
あなたのブログ訪問者は濃い読者さまとなって、
毎回ブログを楽しみにしてくれることでしょう。