巨人が支配する、
人類が餌となる世界。
自由と引換えに、高さ50mの壁を作り、
100年間、巨人の侵入を防いでいた。
主人公は、10歳の少年、
エレン・イェーガー。
エレンは、巨人に襲われない平和に満足し、
外の自由な世界を忘れてしまった人々を、
食って寝るだけの家畜同然だと思っていた。
人々は、壁を壊して巨人が入ってきたらどうするんだという
エレンを嘲笑い、100年間なかったから大丈夫だと安心しきっていた。
しかし、そんな時、突如、超巨人が壁を壊して街に侵入し、
人類をむさぼり始める。。。
「進撃の巨人」は、そんな感じなので、
ハッキリ言ってスマートな内容ではない。
しかし、物語としてのテーマが深く、
セリフの一つ一つが妙に突き刺さってくる。
その部分にとても引き込まれた。
伏線も多彩に散りばめられ、
展開もかなり面白い。
実は、アニメはよく見る方ではないのだが、
「進撃の巨人」は欠かさず見てしまう。
特に、主人公エレン・イェーガーの親友、
アルミン・アルレルトのセリフが意味深い。
アルミンは、いじめられっ子だが、
主人公エレンと同じく、外の世界に憧れている。
巨人が出現する前に、アルミン・アルレルトは
こんなセルフを語っている。
![meigen-singekinokyojin01](http://usccocks.com/wp-content/uploads/2013/10/meigen-singekinokyojin01.png)
このセリフから思い浮かぶのは、今の日本であり、
安心しきって、なんの危機感もなく働いている
サラリーマンでもある。
一方、主人公エレン・イェーガーは、こんなセリフを語っている。
![meigen-singekinokyojin02](http://usccocks.com/wp-content/uploads/2013/10/meigen-singekinokyojin02.png)
つまり、自由な世界を求めているのです。
囚われた現状に順応したままで、
安心を得ることはできません。
会社で働けば、
時間を費す対価として稼ぐことができます。
しかし、
その会社自体は永遠に存続するのでしょうか?
存続させてもらえるのでしょうか?
他者に依存することほど、
怖いことはありません。
必要なのは、何があっても安心できる、
自分自身で稼ぐ力を身に付けることです。
あなたの自由は、その先にしかないのです。
自由を求める意思は、あなた自身の価値を高め、
どんな状況下でも屈しない力の源です。
その力の源を、他者による影響で、
決して奪われないでください。
そして、どんなことがあろうと、
その意思を手放さないでください。
アニメは何年かぶりにハマりましたが、
進撃の巨人は、そのテーマと、物語の伏線・
展開・セリフ、全てにおいて相当良かったです。
「同じように感動した」
「アルミン・アルレルトに興味が湧いた」
などあれば、いつでもメールくださいね。