「誰に対して書いているのか?」
記事を書くとき、その意識は重要です。
しかし、仮に出来ていたとしても、
上っ面だけしか設定していない人が本当に多い。
例えば、「サラリーマン」
「主婦」「学生」「ニート」
これで「ターゲット設定できました」では、
ほとんど意味がありません。
では、「サラリーマン」でいえば、
これではどうでしょうか?
「副業から専業を目指している30代のサラリーマン」
はい、良くできました。
という人もいるかも知れません。
表面的にはこれでいいでしょう。
しかし、実は、意識の持ち方として、
これでもまだまだ浅いのです。
なぜなら、これを設定しても、
それはただの見た目のターゲットであって、
その内面に至るまで意識できていないからです。
内面に至るまで設定するといっても抽象的すぎるので、
下記にターゲット設定実例文を記します。
↓↓↓
毎日片道1時間半、通勤電車に揺られ、
会社ではバリバリの若手に白い目で見られている
大した仕事もまわってこない雑用係のようなサラリーマン。
家に帰れば14歳の息子に口も聞いてもらえず、
専業主婦の妻には給料日の度に、「昇給は無いの?」
って愚痴をこぼされる日々。
住宅ローン・車のローンもあり、
節約のため旅行もろくに行けず、小遣いは月に2万円。
テレビを見る以外、なんの娯楽も楽しみもない。
「あ~。このまま会社にも家庭にも馬鹿にされたまま、
年をとっていくのか。。。」
そんな風に絶望していた時、
パソコンで
「副業 サラリーマン」
と検索し、偶然知ったアフィリエイトで、
無料ブログから無料情報だけで副業を始めたが、
広告を貼り付けても報酬0円のまま早3ヶ月。
副業から専業を目指し、通勤電車や
白い目で見られている会社から解放され、
家庭に金銭的余裕をもたらすことで尊敬を得たい。
今から6ヶ月で100万円の月収を達成させたい。
そして何より自由になりたい35歳のサラリーマン。
これぐらいまでターゲットの詳細を作り込むこと。
この人物像については、体型や容姿、髪型、
メガネをかけているかまで、具体的な一人の
男の顔まで鮮明にイメージしてください。
もし、あなたの周りに、
その人物像と合致する知り合いがいるなら、
その人をターゲットにすればいいのです。
ネット上では顔が見えません。
そのため、ターゲット設定しても、
広範囲の対象を相手に情報発信してしまいがちです。
しかし、話しかける相手は
常に1対1でなければダメです。
1対1で話している相手を、
書きながらイメージしていないってことは、
気持ちが全く入っていないということです。
気持ちが入っていないと、ターゲットに訴求できず、
あなたの想いは伝わりません。
そして、その想いを伝えるために重要なのは、
その背景にある欲求や感情です。
人が、感情を揺さぶられるのは、
自分の奥底にある欲求を刺激された時です。
同じサラリーマンでも、
背景にある感情が違えば、響く言葉も違います。
そこまで突っ込んで、ターゲットを絞らなければ、
人の心に響く文章にはならないのです。
自分で詳細に設定したターゲットなら、
ここでこう思うはずだから、こう言おうという、
内面的な部分まで意識できるようになります。
そうすることで、自分の意図したターゲットに、
直接響くブログとなるのです。