WordPressをインストールすると、
すぐに記事投稿を始めることができます。
しかし、初期設定をデフォルトのままにしておくと、
SEO的にも良くないし、最適な環境でWordPressを運営できません。
そんなに手間のかかることでもないので、
インストール後、すぐに設定を済ませてしまいましょう。
それでは「一般設定」を具体的に解説していきますね。
目次
一般設定
WordPressの一般設定を行うには、
まず、ログイン後の管理画面を開いてください。
管理画面の左側には、メニューが縦一覧で表示されています。
このメニューの中の「設定」にマウスを置くと、 右側にサブメニューが表示されます。
このサブメニューの中の、
「一般」と書かれている部分をクリックすると、
「一般設定」の画面が表示されます。
一般設定では、
2:キャッチフレーズ
3;WordPress アドレス・サイトアドレス
4:メールアドレス
5:メンバーシップ・新規ユーザーのデフォルト権限グループ
6:タイムゾーン・日付と時刻のフォーマット・週の始まり・言語
を設定していきます。
では、まず「一般設定」の一番上、
「サイトタイトル」から見ていきましょう。
サイトタイトルの設定
サイトタイトルに記入した文字が、ブログタイトルとなります。
サイトタイトルは、WordPressインストール時に記入したものが、
「サイトタイトル」の欄に表示されているはずです。
ここを書き直すことで、ブログタイトルを変更することができます。
ブログ上では次のように表示されます。
ただし、この表示は、WordPressのデフォルトテンプレートですので、
お使いになる「テーマ」によって表示形式は違います。
WordPressインストール時に適当にブログタイトルを付けた人は、
ここで修正してください。
ブログタイトルは頻繁に変えない方がいいので、
はじめから、しっかりと考えて、早めに修正しておきましょう。
キャッチフレーズの設定
キャッチフレーズはメタディスクリプションとなりますので、
検索結果のトップページタイトルの下に説明文として表示される文章です。
キャッチフレーズに書いた文字が、そのブログの説明文となります。
「Just another WordPress site」と記入されている部分を消して、
ブログ説明文をしっかりと考え、早めに修正しておきましょう。
ただし、キャッチフレーズは、使われるテンプレートによって、
SEO的な扱いが違うものもありますので、よくわからなければ、
空白にされた方がいい場合もあるのでご注意を。
ブログ上の表示では、先ほどのブログタイトルの真下に表示されていましたが、
これも、お使いになるテンプレートによって表示形式は違います。
WordPressアドレス・サイトアドレスの設定
「WordPressアドレス」「サイトアドレス」と、
どちらも同じURLを示す欄となりますが、この2つの違いはこれです。
■サイトアドレス(URL):WordPressを表示するためのアドレス
この2つのアドレスは、次のように同じアドレスの場合と、
違うアドレスの場合があります。
2つとも同じアドレス↓
末尾が違うアドレス↓
これは、WordPressをインストールした場所が違うだけのことですので、
基本的にそのままで変更しないようにしてください。
ただし、インストール時の状況次第では、次のようになっている場合もあります。
この場合は、サイトアドレス(URL)の方のみ、wpを削除し、
http://○○○○.○○○/と修正しておかないとブログにアクセスできないのでご注意を。
メールアドレスの設定
ブログの管理用に使うメールアドレスを設定しましょう。
■ブログを通してのメールのやり取り。
■コメントやリンクが付いた時の通知。
などのために使うアドレスです。
メンバーシップの設定・新規ユーザーのデフォルト権限グループの設定
メンバーシップは、誰でもユーザー登録ができるようにする機能。
通常、WordPressは、ID・パスワードによって、
管理者にしか管理画面を操作することができません。
しかし、メンバーシップを使うと、
管理者以外の誰でも使うことができるようになります。
ユーザー登録したものに与える権限も、
「新規ユーザーのデフォルト権限グループの設定」で選択できます。
これによって、例えば、他の機能は操作できない状態で
新規記事作成や編集のみを外部の者に委託したりもできるわけです。
しかし、初心者さんの場合、
そういった特殊な使い方をいきなりはしないと思います。
なので、「メンバーシップ」の項目の、
「誰でもユーザー登録ができるようにする」
のチェックボックスにチェックは入れないでください。
「新規ユーザーのデフォルト権限グループの設定」は、
「メンバーシップ」にチェックを入れた場合の設定なので、そのままで構いません。
タイムゾーン・日付と時刻のフォーマット・週の始まり・言語の設定
日本語版WordPressをインストールした場合、
日本対象のブログなら、ここは、デフォルトのままで問題ありません。
外国対象のブログの場合のみ、その国に合わせた設定にしてください。
一般設定の記入ができたら、
必ず、一番下の「変更を保存」をクリックし、保存してください。
まとめ
ここまで、WordPressの一般設定をお伝えしてきました。
6つの手順をしっかりと確認していただき、
記入してみてください。
デフォルトのままでは、 最適な環境で運営できません。
WordPressインストール後、早めに済ませてしまいましょう。