読まれるブログにするには、1対1で語りかけなければなりません。
なぜなら、たくさんの人に語りかけても、
読み手は自分に対してとは思えないからです。
これは、読まれるブログを書く大前提。
ここでは、ある1つの「注目されない表現」と、更に
中級者でさえ気付かずにやらかす、1つの「矛盾した表現」をお伝えします。
あなたのブログは、この2つの表現を意識することで、
読み手の心に刺さる読まれるブログと変化するでしょう。
注目されない表現
例えば、あなたは学生時代、
学校の講堂での校長先生の話を真剣に聞いていたでしょうか?
「今日は、みなさんにお知らせがあります」
と語りかけられても、
ほとんどの生徒は真剣に聞いていないと思います。
しかし、もしこう語られたらどうでしょうか?
「今日は、男子生徒にお知らせがあります」
対象が絞られ、男子生徒は一瞬聞く耳を持つはずです。
更に、
「今日は、メガネをかけた3年生の男子生徒にお知らせがあります」
こんな風に絞ると、
当てはまる生徒は、より以上に聞く耳を持つはずです。
これと同じく、読まれる文章を書きたいなら、
「みなさん」という言葉を使うべきではありません。
では、どうすればいいのか?
ネット上で相手に注目される表現とは?
残念ながらネットの場合、不特定多数の見えない相手。
層を絞って特定することはできません。
そこで特定の個人に対して使え、なおかつ、
誰にでも自分のことと思われる「あなた」という表現を使います。
「みなさん」ではなく「あなた」と表現することで、
読み手は話に注意を向けやすくなるんですね。
校長先生の言葉と同じく、その文章を
「自分のこと」「自分に対して」
と思えるからです。
ブログというのは、たったひとりに向けて書くことで、
読み手の心に刺さる度合いが違ってくるのです。
※たったひとりを決め込むターゲット設定はこちら。
→ ターゲット設定の本質【サラリーマンだけでは感情を揺さぶれない】
矛盾した表現
不特定多数に向けて話しかけられていることを、
あなたは、自分に対してだとは感じにくいですよね?
直接、自分だけに向けられた言葉には耳を傾けてしまうものです。
つまり、書き手は常に、
特定の個人をイメージして書く必要がある訳です。
ただし、テクニック的に「みなさん」を使わず、
「あなた」を使おうと意識しているだけではダメ。
心からイメージして書かなければ、
思わぬ矛盾を感じさせかねません。
例えば、
特定の個人に向けて語りかけるように書いていても、
こんな感じで、おかしなことを言っている場合があります。
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でも、私の説明を聞いても
「なぜ食べながら痩せれるの?」って、思われている方もいるでしょう。
これって、なにげに読んでいたら気付かないかもしれません。
しかし、どう考えても
特定の個人に語りかけている文章ではないのです。
例えば想像してみてください。
1対1で、周りに誰もいない部屋で話している相手1人に対して、
「思われている方もいるでしょう」
なんて話したら、おかしな人だと思われます。
しかし、リアルでは気付いても、
ネット上の文章では、書き手は気付かずにやらかしがちなことです。
特定の個人に1対1で心から話しかける
文章の表現に間違いや矛盾があれば、
読み手は言葉自体に気付いていなくても、
伝えたいことが響かなくなってしまいます。
これを回避するには、テクニックとしてだけではなく、
特定の個人に1対1で心から話しかけるつもりで書くこと。
実際に書きながら相手をイメージすることです。
テクニック的に意識しなくても、根本的なことを意識すれば、
自然におかしな文章ではなくなります。
たったひとりのための文章をイメージしながら書くことで、
あなたの想いは相手に響き、読まれるブログとなるのです。
たった1人のあなたのターゲットに訴求するペルソナとは?
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