ライティングを学び、テクニックを活用しても、
「ブログを読みたいと思ってもらえない」

その理由は、あなた自身が共感を得られていないからです。

テクニックを生かすために重要なのは、
ブログの中での共感レベルだと言えます。

例えば、私は海外ドラマをよく観るのですが、
ハマった人は根深いファンとなります。

でも、なぜそこまで根深いファンとなってしまうのか?

そこには、まず、秀逸に考え尽くされた脚本があります。

一般的に、海外ドラマは、期待感を高める戦略で、
続きを観たいと思わせようとありとあらゆるテクニックを駆使します。

ストーリーに伏線を散りばめたり、
謎を残すなど、あらゆる手法が使われているんですね。

しかし、その根本には、ある重要な要因があるのです。

それが、登場人物に共感を抱かせること。

これがしっかり出来ていない海外ドラマは、
ほとんどヒットしないといっていいでしょう。

いくら、ストーリーに伏線を散りばめようと、
謎を残そうと、それらのテクニックも活きてこないのです。

魅力的な人物像を作り上げ、その人物像に共感を抱かせる。

この条件が、根本的に必要。

例えば、人物像がブレていたり、
人物描写が適当であれば、ストーリーが良くても、
共感できないことで、なかなか入り込めません。

これはブログにおけるライティングでも同じことが言えます。

あなたの理念がブレていたり、人物像の表現が適当だと、
共感を得られず、ブログ記事の中に入り込んでもらえません。

つまり、情報提供し、
テクニックで読み続けてもらう工夫をしても、その中に、
あなた自身が組み込まれていなければ意味がないのです。

あなた自身が組み込まれているとは、
あなたの考えや想い、体験、感じたことを、
いかに表現しているかということです。

それがなければ、無機質なものとなり、
書くブログ記事全てに共感を得られなくなります。

私自身は、セールスの現場でこのことを身に染みて実感しています。

いくらいい商品があり、セールステクニックを駆使しても、
自分自身を表現しなければ、お客様は心を開きません。

心を開かなければ、いくらメリットを主張しても、
お客様には全く響かないのです。

しかし、共感を持ってもらうと、お客様に受け入れ態勢ができます。

セールスの世界では、まずは「自分を売れ」といいます。

※商品を売るよりも、まずは自分を売る。
自分を売るセールスの本質!商品価値を上げる3つのポイント

自分のことを知ってもらう。

物を売るのは、その後のことです。

秀逸な人気海外ドラマは、
この人物設定を細かい部分まで作り込み、それを上手く表現しています。

続きを読みたいと思ってもらうために期待感を高めるのは、
テクニックが全てではありません。

その根本にあなた自身が必要なのです。

あなた自身をブログに組み込むことで、
ライティングテクニックは10倍生きてきます。

ブログを読みたいと思ってもらえるように、
常に共感を意識して、自分自身を表現してみてくださいね。