コントラスト効果の画像
あなたが何か買い物をした時。

安くていい物を購入できたと思っていても、
実はそうではない場合があるのをご存知ですか?

人間の心理を突いた
マーケティング手法は至る所に存在します。

そのひとつが「コントラスト効果」です。

コントラスト効果とは?

コントラスト効果とは、
高額な商品を見た後に、それより安い商品を見た時、
その商品を価値以上に安いと感じてしまう心理的効果。

お店にある高額な商品は、実は、それ自体を売ることよりも、
本当に売りたい商品にお得感を出すための飾りである場合が多いんですね。

もちろん、全てがそうではないですが、
意外に至る所で当たり前の様に使われています。

これは人間の持つ、比較する特性を利用したもの。

事前に高額な商品を見なければ、
安いとまでは感じない可能性があるわけです。

では、実際にどんな場面で活用されているのでしょうか?

賃貸契約で使われるコントラスト効果

コントラスト効果は賃貸契約でもよく使われています。

例えば、賃貸マンションを探した経験をお持ちなら、
予算をオーバーした物件を、先に案内された経験のある方は多いはず。

「いい物件だけど、予算をオーバーしているから無理だな~」

と思っている所へ、予算内のいい決め物件を案内されたら、
「これなら」と思ってしまい、即決する可能性が高まります。

この場合、先に予算をオーバーした物件の案内がなければ、
予算内であったとしても、即決はしないかもしれません。

飲食店で使われるコントラスト効果

また、もっと身近な例では、
ディナーのコース料理などでも使われています。

Aコース:8000円
Bコース:5000円
Cコース:3000円

こんな価格設定があれば、
Bコースが一番注文されやすいんですね。

この場合、元々注文して欲しいのはBコースで、
Aコースは飾りである場合が多いんです。

しかし、この表示が、

Aコース:5000円
Bコース:3000円

の2コースであったとしたら、どうなるでしょうか?

ご察しの通り、
Bコースを注文される可能性が高くなります。

コントラスト効果のアフィリエイト活用事例

コントラスト効果は至る所で使われています。

もちろん、アフィリエイトでもこの効果は活用できます。

特別価格などがある場合、
価格提示の時に、実際によく使われていますよね。

始めに特別価格でない一般価格を提示し、
特別価格の理由を説明して本来の価格を提示する。

いきなり特別価格を提示されるより安く感じ、
迷いが緩和されるわけです。

コントラスト効果は、こう言った価格面だけではなく、
実はそれ以外でも利用できます。

コントラスト効果の価格提示以外での活用事例

例えば、一刻も早く月10万円稼ぎたいと思っている、
アフィリエイト初心者さんがいたとしましょう。

「このノウハウを使えば、3ヶ月で月10万円稼ぐことが出来ます」

こう言えば、焦っている人は、
「なんだ、3ヶ月もかかるのか」と思うかもしれません。
しかし、

「アフィリエイト初心者が月10万円稼ぐためには、
大抵半年以上はかかります。しかし、このノウハウ
を使えば、3ヶ月で稼ぐことが出来ます」

こう言えば、3ヶ月の感じ方が変わりますよね。

この様に、セールスレターやレビューページだけではなく、
普段の記事からも、コントラスト効果を利用することは可能。

普段から、自分の周りを意識していれば、
コントラスト効果の活用場面は発見できます。

それを、アフィリエイトの様々な場面に
取り入れてみるのもいいかもしれませんね。

高い金額を先に提示するテクニックでも、
違う意味合いでの心理法則もあるので要チェック!
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罪悪感の心理法則