ザイガニック効果
「60秒後!いよいよ衝撃の映像を公開!」

テレビ番組でよくあるパターンですよね。

クライマックスをすぐには見せず、
コマーシャルで一旦切って続きを引き伸ばす。

これは、人を惹き付ける心理術として、ビジネス心理学
としても使われているザイガニック効果というものです。

未完の情報の完成形を知りたくなる欲求なんですね。

人を惹き付けるビジネス心理学

「この先どうなるんだろう」
「もしかしてこうではないだろうか?」

という思考が脳を駆け巡り、居ても立ってもいられなくなる。

ザイガニック効果は、コマーシャルに限らず、
映画の予告編やテレビドラマでも使われています。

私は海外ドラマが好きなんですが、
「To be continued」の前には必ず
次話への伏線となるような謎が残されていることが多いです。

「えっ!どういうこと?まさか!」

というような想像を掻き立てる終わり方ですよね。

その結果、次話が待ち遠しくて仕方なくなったり、
すでにDVDが出ている場合は、止められなくて連続で観てしまったり。

そういう、人を惹き付けるビジネス心理学がザイガニック効果です。

では、具体的にビジネス心理学として
どのような使い方ができるのかを見ていきましょう。

ザイガニック効果の使い方と例文

ザイガニック効果は、私たちのビジネスの場合、
キャッチコピーや記事文末からのリンク誘導文
などによく使われるビジネス心理学だと言えます。

ザイガニック効果のキャッチコピーでの使い方

例えばこんなキャッチコピーがあったとしましょう。

「1ヶ月マイナス5Kg減!究極の置き換えダイエット」

よくありがちなキャッチコピーですが、
これにザイガニック効果を加えてみます。

「1ヶ月マイナス5Kg減!運動せずに痩せる究極のダイエット法とは?」

商品名こそわからないものの、
「置き換えダイエット」という完成形が見えているパターンと、
「運動せずに痩せる」という何かわからないパターンの違いです。

「置き換えダイエット」とパッと目に入ると、
「あ~、置き換えダイエットね」となりがちです。

しかし、「運動せずに痩せる」の場合は、
「運動せずに?それは良いけど何だろう?」と気になるわけです。

ザイガニック効果の誘導文での使い方

では、誘導文としてザイガニック効果はどう使うのか?

例えば、この記事の文末に下記のような誘導文があり、
別記事へ誘導されていたとしたらどちらを選ぶでしょうか。

ザイガニック効果は人を惹き付ける心理術として効果絶大です。
しかし、極端に誇張して使いすぎると逆効果となります。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
ザイガニック効果は人を惹き付ける心理術として効果絶大です。
しかし、コレにも注意しなければ全ては水の泡となりかねません。

「極端に誇張して使いすぎると逆効果となります」
と、その先のテーマを言い切っているパターン。

「コレにも注意しなければ全ては水の泡となりかねません」
と、その先に何があるのかを言い切らないで謎を残すパターン。

これもキャッチコピーと同じく、
完成形の情報と未完の情報の違いですね。

※それ、クリックされないでしょ?
誘導文でクリック率は変わる?ブログ記事の目的を達成する秘訣

文章全体を意識してザイガニック効果を活用

このように、ザイガニック効果は
キャッチコピーや誘導文などに使えますが、
誘導文ではそこに至るまでの文章も当然効果に影響します。

文章全体を意識して、
ザイガニック効果が適切に活かされるよう、
読み手の心理的な感情を高める文章を目指してくださいね。

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